実生(seedling)
種子が発芽して育った、ごく若い個体。芽生えの段階の植物を指す。「実生から育てる」のように、種子由来であることを示す語としても使う。
解説
種子由来の更新(天然下種更新や、実生苗による人工更新)の出発点であり、切り株から芽を出す萌芽更新と対比される。ただし人工更新の苗には挿し木クローン苗が使われることもあり、実生由来とは限らない。実生は乾燥・食害・被圧に弱く、この段階での生き残りが更新全体の成否を大きく左右する。発芽には光・水分・地表の状態が関わり、埋土種子から発芽するものもある。実生が成長して幹が立ち、ある程度の大きさになると稚樹と呼ばれる段階に移る。