人工更新(artificial regeneration)
意味
苗木の植栽(または種子のまき付け)によって、人為的に次世代の森林を成立させる更新方法。天然更新に対する語。
文脈
スギ・ヒノキなど日本の人工林造成の基本となる方法で、樹種・密度・配置を制御でき、更新の確実性が高いのが利点。一方で、苗木代・植栽・更新補助作業や下刈りなど保育のコストが大きく、この負担が近年の再造林の停滞や再造林放棄の一因になっている。そのため低密度植栽やコンテナ苗の活用など低コスト化が進むほか、条件の合う場所では天然更新との使い分けも検討される。植栽後の活着と初期保育が成否を左右する。