埋土種子(soil seed bank)
意味
発芽せずに土壌中で生きたまま休眠している種子の集まり。適した条件が整うと発芽し、更新の供給源になる。土壌シードバンクとも呼ぶ。
文脈
種子が「時間を越えて待つ」しくみで、とくに二次遷移を速める要因になる。伐採や山火事などの攪乱で光や地温の条件が変わると、土中に蓄えられていた種子が一斉に発芽し、先駆種(陽樹)が素早く林をつくる。多くの先駆種は長命な埋土種子をつくり、数年〜数十年単位で土中に残る。天然下種更新では、その場の埋土種子の有無や種類が、伐採後にどんな実生が出てくるかを左右する。