萌芽更新(coppicing)
意味
種子ではなく、伐採後の切り株や根から出る芽(萌芽)によって次世代を再生させる更新。栄養繁殖による天然更新の一形態。
文脈
コナラ・クヌギなど多くの広葉樹は萌芽力を持ち、薪炭林として使われた里山の二次林は、この性質を利用して十数年ごとに伐採と再生を繰り返してきた。残った根系から芽を出すため、実生から始まる更新より初期成長が速く再生も確実。一方、伐採を何度も繰り返すと株が老化して萌芽力が衰える。また萌芽由来の林は、同じ切り株から複数の幹が出る株立ちとなり、遺伝的に同一の個体で構成されやすい。